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【ライブレポート】4/7開催 『-極- 最上桜劇場〜ヴィジュアル御三家大集結〜』

 

4/7 に開催された「最上桜劇場」、今回は、『-極- 最上桜劇場〜ヴィジュアル御三家大集結〜』と題し、レギュラーメンバーである花見桜こうき&最上川司 に加えて、ゲストにはヴィジュアル系演歌歌手としてデビューした美良政次を招いた公演!美良政次は、こうきや、司と 同じくヴィジュアル系バンドからの出身で、バンドMoi dix Mois(モワディスモワ) Vo.Sethとして現在も活動している。

現役ヴィジュアル系バンドのメンバーが演歌歌謡界にてタッグを組んだ注目の公演、第一弾! さらには「最上桜劇場」初の演出スタッフ陣を携え、その演出監修を務めたのは エンタテイメントに富んだ舞踊で注目を浴びている花園直道氏!この特別な一日を余すところなくレポート!

 

最上桜劇場もスタートから回数を重ねるごとに、「どんな内容のステージならお客さんにより満足してもらえるか」「最上桜劇場をどう魅せていくのか」をメンバースタッフにて念入りに会議をし、いろいろな角度から考え、意見も割れた。その為、公演日程が迫る中、なかなか公演に際する詳細やチケット販売の発表もできずに、打ち合わせ期間も長引いた。初の共演となる美良政次氏との懇親会では、話すことに集中してあまり飲まずに食べずに、3人ともずいぶん話してばかりいた。

3月からは、花園直道氏が率いる舞台制作陣との顔合わせやタイトなスケジュールの中での念入りのリハーサルが続き、 ステージに臨んだ。

懇親会時

 

稽古風景

 

オープニングから目を引き付けたのは 赤い傘をさし、バサッと広げてキメたところからの幕開け。 幕開けとともに目に飛び込んでくるのは満開の桜の木で飾ったステージ。そんな桜祭りにぴったりの曲 、このイベントのテーマソングでもある「最上桜音頭」で 勢いよくスタート!

 

曲終わりとともに、元気なMCが始まる。

こうき「お集まりの皆さんこんにちは~!!」 司「感極まってますか~!?」

こうき「いや、感極まったら早いっすよ!」と いつもの笑いあるトークで盛り上げる。

ちなみに、ほとんどのトークには打ち合わせがないにも関わらず、絶妙なバランスで進行できるのはこの二人の相性の良さである。

ソロでの1曲目は、満開の桜の木の下で 司による ♪「ひとひらの桜」(夜の部:司の冷たい肉そば音頭)

続いて2曲目に披露されたのは切なさが染みるバラードこうきによる♪

「どんな言葉より抱きしめて」(夜の部:バラの偽り)

ここから、恒例の2人作る 季節ソングコーナーもちろん今回は「春」がテーマの「春カバーメドレー」!

このコーナーも進行の流れや曲決め等、変更があったり悩んだポイントだった。

♪司:北国の春 →こうき:贈る言葉 →司&こうき:世界に一つだけの花→こうき:春を愛する人

最上桜劇場の聴かせどころである、ピアノの生演奏に合わせて歌唱、今回もピアニストは泰斗氏

♪司:ハナミズキ (夜の部: ひだまりの詩)

♪こうき:桜色舞うころ (夜の部:卒業写真)

ここでお待ちかねの美良政次の登場!

司「さて、この辺りでいよいよ!!」 「・・・ぬ?!」

こうき「ぬ?」「はっ!!」 と笑いを誘い、次のコーナーへの期待を煽る。

政次について説明をする 司「今年デビューされまして……今年ですよね?……去年だぁ…!」

と 素の間違いにすかさず、こうきは「はい、去年ですね。まだ今年始まったばかりですからねぇ!」

と突っ込みを入れ、更に、和やかなムードに包まれる中、「美良政次さんです!」と呼び込む!

艶やかな着物に身を包み、勢いよく「皆さんお手を拝借!」と煽り、会場をいっきに美良政次ワールドに染めていく。

♪政次:愛したけどサヨナラ、濡れる夜

3人揃ったステージでは今回の見どころでもある「ヴィジュアル必殺仕事人」のコーナーが始まる。動く舞台セットとコミカルな演技、小道具を使っての演出など今回が初の試みである。

舞台スタッフとの稽古が連日続き、さらに当日の開場ギリギリの時間までリハーサルをしてなんとか完成したこのコーナー。 3人とも忙しい中、一言の愚痴もこぼさずにひたすら続く練習に一生懸命に打ち込んでいた。

 

曲のイントロとともに、3人全員、花道まで一斉に駆け抜け3人揃っての歌唱が始まり会場は熱気に包まれる。

♪「誘惑」(夜の部:READY STEADY GO)­­­­

ここで3人そろってのトークが繰り広げられる。いったい、「ヴィジュアル必殺仕事人」とは何だったのか、話しながら盛り上がる。

裏話ではあるが、政次氏の出演が決まった時点では「必殺仕事人」コーナー自体が決まっていなかった為、最上桜劇場ゲストのステージにてまさか「必殺仕事人」をやるとは政次自身も思いもしなかったことである……(笑) 本人にとっても驚きのコーナーだったに違いない。

熱気も冷めやらぬ中、次はオリジナル曲のコーナーへ

♪ 司:まつぽいよ、日本のおばけだよ

♪ こうき:アイラブ東京、忘れ傘

お互いにデビュー曲と、最新シングル曲を披露。最新シングル曲である「日本のおばけだよ」「忘れ傘」 ともに今回はバックダンサーとしても華舞斗が入り、更にステージを華やかに際立たせた。

 

そしてラストには、「忘れ傘」の曲終わりから傘を持った2人 司・政次が登場し濃いブルーに染められたステージで赤い傘を持った3人が交差しながら練り歩き、一瞬にして不思議な世界に。ポジションにつき3人が静止した状態で明かりが3人を照らし、ハッと我に返る。 そんな渋くキマった和の光景から、流れ出すのは♪「夜桜お七」

渋い和の雰囲気から一転、「行くぞー!ラスト―!!」と叫ぶこうきの声とともに、ロック用にアレンジされた「夜桜お七」が響き渡る中、着丈の長い着物・袴姿で、全力で会場を走り周り「オイ!オイ!」と客席を煽る3人。ヴィジュアル系ロックバンド出身の3人だからこその、熱いステージである。

最後には、赤い傘をさした3人が桜が舞い、和とロックと演歌歌謡の融合したステージで幕を閉じた。

まさにここに、花見桜こうき&最上川司&美良政次による「ヴィジュアル御三家」が誕生した。

 

EN「ROSIER」

 

最上桜劇場のホームとなっていたこの浅草六区ゆめまち劇場は残念ながら閉館が決定しており今回で最後となったが、これまで以上にパワーアップした公演となり、ゆめまち劇場公演でのフィナーレにふさわしい集大成の公演となった。次回公演をまだ発表してはいないが、新しいホームでどんな最上桜劇場の公演を魅せ付けてくれるのか期待に胸が膨らむ。まだまだこれから、ヴィジュアル御三家らしいステージで、演歌歌謡業界にヴィジュアル風を大きく吹かせてくれることに期待したい。

最後に、そんなヴィジュアル系バンド出身の彼らの良いところをピックアップして、演出に臨んでくれた花園直道氏や、素敵なステージを彩ってくれた舞台スタッフ一同に感謝したい。

FIN

( 演出監修:花園直道 /舞台Staff:東邦舞台 市川貴光・華舞斗/ Photo SEKA )

2019年4月9日